投資信託の取組について➁

こんにちは、㈱アスユー代表取締役　舩澤です。

 

これを書いているのは、8日(水)です。日本初の女性総理大臣候補が生まれ、巷では

「サナエノミクス」という造語がはやり始めました。

未だ内容も正確に伝わっていない段階で、株式市場は4万8千円台を突破する程、

積極投資モードです。投資家にとっては興奮状態ですね。逆にその反動を心配している人もいます。

　では、我々が推奨している「長期・分散・積立」とはについて説明します。

初めの価格設定は1口＝1万円でスタートします。

毎月その価格は変動します。

　仮にAさんは毎月1万円投資をスタートします。それを100回繰り返し、

投資金額は合計100万円です。

スタート初月は基準価格が1万円だったので購入は1口

翌月は大きく値上がりし、2万なので購入は0.5口です。

その翌月は逆に大きく値下がりし、基準価格は5千円だったので購入は2口でした。

毎月、同じように50回値上がり50回値下がりを繰り返すと、

合計購入口数は75口です。

　最終購入日の100回目の価格がはじめと全く変わらず、1万円だとすると100万円の投資に対して125万円の成績です。

　仮に100万円を一括投資したBさんは100万円と同額で終了です。

 

投資の成績＝購入口数×最終価格

これが積立投資です。

 

　将来の値上がりを見越して一括投資を選ぶか、価格が大きく変動してもこつこつ

積立で、リスク分散をはかるか。　　　

　積立投資のAさん、一括投資のBさん、あなたはどちらを選びますか。